22/06/12 :日記 「比べても」

先週先々週と友人や元同僚の結婚式に参列する機会が立て続けにあって、なんだかでかめの感情が溢れ続けている。
人生への解像度が否が応でも高まる。

式は大変にめでたく、親への手紙やお礼の言葉を交わしあう様子に思わず涙ぐんでしまった。

帰り道、電車に揺られながらいつもの漠然とした人生への思いではなく、とても具体的な自分の人生の欠如や選択の間違いを思い返していた。正誤判定でしか物事を考えられないのはわたしの悪い癖だ。
いいこともあったし悪いこともあった。それだけのことでそれだけしかない。

相変わらず努力もしないでありとあらゆる人やことに憧れている。

素敵な部屋や自分にあった服装、社会的な安心、自信をもって好きだと言える身体。

2022年も半分近く終わってしまい、起こったことと言えばマネージャーをクビになり手当てが無くなったので来月には給料が下がることくらいだろうか。

働きだして7年目、友達の初任給より私の今の年収の方が低い事実を家賃を払うタイミングでふと思い出す。仕事ができないので当たり前ではあるけれど、わたしができる範囲の中で人生を私なりに進める他ないんだなと同じところにたち戻る。