22/02/04 :日記

節分だったのはわかっていたけれど、恵方巻どころか晩ごはんも食べられないで日をまたいでしまった。

終電で家路につき、母から送られてきた自家製の虎柄恵方巻の写真をお茶を飲みながら眺めている。
仕事はまだ終わってない。そもそも期限も守れていない。どうしても手がつけられなくて寝かしてしまった仕事にぼこぼこにやられている。期限を守れない大人ほど信用できない人はいないよなぁと思う。

会社の同僚が「あしたの朝までにまだ一営業日あるから大丈夫」と24時を指す時計をみながら冗談を言っていたのを思い出す。
そもそも、彼女は仕事が人の何倍もできるせいでタスクを抱えているわけで、自分の不出来にぶん殴られてるわたしとは根本が違うのだけれど。

年末、何故か勢いがついて友達と一緒に料理教室に入会した。習い事をするのが今年の目標のひとつだったので一歩前進したのではないだろうか。貯金もないのに娯楽にお金を使っていていいのかとも思ったけど、まぁまぁと目先の問題から目を背けている。

最近は、さばの味噌煮や焼売なんかを習って家で復習がてら作ってみたり、折角ならと思ってせいろを買ってみたりとやりたい放題していた。

料理は食べてしまうと形に残らないことが寂しいなと思う。こんなにおいしいのに、こんなにうまくできたのに一人で食べていると自分の記憶にしか残らない。写真が下手なので、おいしさとその形状のよさが比例しないこともなおさら悲しい。誰かに振る舞えるようになるくらい上手になりたいと思う。趣味のひとつだと胸を張って言えるくらいになりたい。